今日、ふと空気清浄機の表示に目をやると室内の湿度が90%を示していました…!
昨夜も体に纏わりつくような暑さで、寝苦しい夜が続きます。
梅雨明けが待ち遠しいですね。
(写真はいつかのイワシの梅煮。今年もこの季節がやってきました。)

 

最近「生活者視点」という言葉の意味を、よく考えています。

主に広告業界やクリエイティブ制作に携わっている人であれば、どこかで一度は耳にしたことがあるかもしれません。

 

私自身、この言葉を初めて聞いたのは大学生のとき。
当時は雑誌を作りたくて出版社を志望していました。

しかし、在籍していた学科内で面白そうだと思って選択したゼミは、たまたま某大手広告代理店出身の教授指導のもと「ブランディング」をテーマにしたものでした。

その当時、「ブランディング」も「生活者視点」もさんざん授業では聞くものの、実際にはどういったプロモーションやクリエイティブになっていくのか、その実態を明確には掴めていませんでした。

 

そして今。

料理写真や食品のパッケージなどの制作物において、この「生活者視点」は欠くことができません。

そのコンテンツを見てほしい人たちに「美味しそう」と思ってもらえるか。
SNSなど視覚情報の洪水のなかで、パッと目を留めてもらえるか。
リアリティを感じられる(現実離れしすぎない)か、とか。

制作会社や広告代理店を経由し、今こうやって生活まわりのビジュアル制作に携わるようになって、この言葉に、以前に増してよりいっそう深く触れるようになりました。

当時は心のどこかで(あたし、広告業界志望じゃないけど)と思っていたのに……巡り巡って、不思議だなあと。

 

点と点が線でつながった感覚です。

 

といっても、学生時代はサークル活動(音楽)にどっぷり浸かっていて、そこまでまじめな学生ではなかったのですが。。笑

制作側の都合など諸々が影響するケースも往々にしてあるけど、この生活者視点を忘れずに。

自戒を込めて、ここに記します。

 

と、真面目に書いてみましたが、最後に、激イケてるムービーを紹介しますね(突然の音楽ネタ、笑)。

数年前からときどき聴いているCHAIというバンドがTHE FIRST TAKE(一発撮り番組)に出演したものです。シンプルでミニマムな世界観(好物)のなかで純粋に音楽を魅せるこの番組もいいんですよね。。

 

衣装はじめピンクをテーマカラーにしたクリエイティブもとてもかわいいのです〜グッとくる!

 

食のスタイリング音楽と、ジャンルは全然違いますがアイデアや刺激をもらえるし、単純に音楽ってパワーをもらえて大好きなのです〜(だから、これからも時々音楽話を挟むかも!笑)。

 

梅雨時のおこもりのお供にどうぞ。