家族で箱根へ1泊2日の弾丸旅に行ってきました。
特に夫の仕事が猛烈に忙しく、娘の2度の風邪を経て家族全員で駆け抜けた1月。もう身体もバキバキだね……なんて話していたのです。
2日前くらいに「今週末は3連休なんだね〜」と言っていたら、あれ?子どもたちの習いごとも休み?ということに気づき、急遽、通勤する電車の中で宿を探し(夫が)、1室だけ空いていた宿に予約を入れて、あれよあれよと箱根に行くことに。
家族全員、温泉が好きで1月中もずっと「温泉行きたい〜」とつぶやいていたら……突然叶った!
「願いは口に出すといい」というけど、心の中で思っているだけじゃ目に見えないし、一人内側に持っているだけ。
でも口に出すと、ことばとなって自分の外に出て、自分以外のだれかとも共有できる。
するとこうやって知らぬ間に自分以外の人も動いていてくれたり(今回は夫がグッジョブ!)、自分の中でも優先度が上がって情報のアンテナも立つようになるんだろうな。
箱根、いつぶりだろう。小学生の修学旅行がたしか箱根だったような。
ロープウェイに乗って、大涌谷まで行きました。
子どもたちは初めてのロープウェイでその高さに終始ドキドキ、ソワソワしている様子。
大涌谷はおよそ3,000年前の噴火によって神山(標高1,438m)が崩壊してできた。
現在もあちこちから硫化水素を含む噴煙が上がっている。そのため、樹木は立ち枯れ、岩石は粘土化して赤茶けた山肌が見えている。沸き立つ湯釜、白煙を吹き上げる噴気孔など、火山のダイナミックな活動の様子を観察できる。
あちこちに立ち昇る白煙と立ち込める硫黄の香り。温泉好きとしてはワクワクします。
今回泊まった宿の温泉も大涌谷から直接引いているのだと、宿の方が教えてくれました。
「源泉かけ流し」ってやつですね。
白濁した硫黄の香りのするお湯で温度も高め。それはもう、最高だった……!やっぱり、本物に限る。
実は温泉ソムリエなる資格も持っているくらい。温泉は行くたびに「日本に住んでいてよかったなぁ」と思う、大好きな日本の文化の一つです。
「湯治」という文化もあって温泉地に2週間以上と長く滞在して、病気を治したり、体調を整えたりする。今はなかなか難しいけど、いつか実現してみたいなぁって。昔から思っていたりもします。
(旅日記はつづく)
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