昨日は仕事でやるせないことがあった。

くわしくは書かないけれど、とあるプロジェクトで準備もそこそこ程度すすんでいて、「よし、やるぞ」と気持ちも高まっていたところ、突然バラシになった（なくなった）。

泡のごとく。消えてくなくなった。

数日間稼働したものの、報酬もない。

何よりも、気持ちの虚無感がすごい。

その報せを聞いてからというもの、何をしていてもうわの空。気もそぞろ。夕方、ご飯を炊き忘れ、焼いていたメカジキもみごとに焦がした。

こういうときは我慢せず、悲しい気持ちにどっぷり浸かる。泣きたいなら泣く。何も手につかないなら、何もしない（そうもいってられないのは子育て中のツラいところではあるけれど……）

どうしても気持ちが切り替わらず、夕方、少し走った。写真はそのときの夕日。

1日だけ、存分に悲しい気持ちを味わったら、あとは淡々と目の前のことをこなしていく。

この悲しい気持ち。そのままにしておけば悲しいままだけれど、捉え方を変えればチャンスなのかもしれない。むしろ生かさない手はない……？

ぽっかり空いた時間をどう使おうか。

まだマイナスに振り切ったメーターをプラスに戻すので精いっぱいだけど、プラスに戻ってきたときには、この先のことを考えよう。

「フリーランスはメンタルが強くないとやっていけない」と聞いたことがあるけれど、ほんとうにそうで。自分しか、自分を守れる人はいないから。この数年でずいぶん、精神的に鍛えられている気がする。

さあ、今日も顔を上げていこう。