「好きなことを、書けばいい」
あ、どこかの本のタイトルみたい!(笑)
昨日、映画の感想を長々と書いた(サクッと書くつもりが3000字超えてしまっていた……)。
少し前のわたしだったら「感想文を書く」なんてこと、できなかった。
映画、ドラマ、音楽、エンターテイメントに対する良し悪しってすごく個人の好みが出るし。そんな中自分の意見を表明することって、なかなかできなかった。
実際、昨日書いた『PERFECT DAYS』は、書き終わった後、レビューを読むとものすごく賛否両論ある。
小中学生のころは、感想文を書くことがあんなに好きだったのに……!
今思えば、あのころは「まわりがどう思うか」なんて微塵も考えず、自分の考えていることをただ、のびのびと書けることが楽しくて仕方なかった。
今はなまじっか職業にしていることもあって妙に構えてしまうし、まわりの目を気にしてしまう。
でも「人からどう思われるか」が気になるのは、生きていれば自然なこと。
平山さん(昨日のブログより)の域に今すぐ達するのは難しくても、いったん自然に発生した「認められたい」気持ちを受け止める。そしてそれをそっと横に置いて、書きはじめてみる。
ここでだいじなのは虚勢を張らないこと。借り物ではなく、自分が本当に思っていることを書くこと。
つい最近も、雑談の中で「書きたいんですどね〜」「ブログ始めたいんですけどね〜」という話を聞いた。
意外とみんな、表現したい欲を持っているよなと思った。
あなたもわたしも一緒だ。
あとはこころのブロックを取るだけ、な気もする。
プロのエッセイストのように描写が鮮やかな、巧い文章なんかいらない。
稚拙だと思うなら、やりながら磨いていけばいい。
まずは打席に立ってみる。
今日はこれを、数年前の自分に伝えるような気持ちで書いている。
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