台風一過の朝。
久々に、関東にもまともに上陸しました(皆さん、被害など大丈夫でしょうか)。
近所では大きな被害はなかったものの、歩道に草木が散乱し、通りに面したお宅の方が掃き掃除をしたり、片付けていた植木を出す姿が。
さて、写真はこの前作った「鶏むね肉の五香粉焼き」。
最近は鶏むね肉を買いまくってます。
というのも、少〜し前に流行った鶏ハム作りに再びハマっている今日この頃……
これは、ハムではないのですが、味付けとかバリエーションをつけたくて。
余っていた五香粉や甘酒、醤油などで一晩漬け込み、焼いてみました。
しっとり柔らか、甘酒さまさま。
(まだ試作品なので完成し、レシピなど載せられたら……)
五香粉(ウーシャンフェン)って使い慣れないスパイスでしたが、以前、料理学校の課題で五香粉を使った肉じゃがを作ってみたところ、日本の家庭料理のはずの肉じゃがが、一気に中華料理のような風味に。
そして意外にも合う。
五香粉はシナモン、クローブ、花椒または山椒、八角、陳皮などの粉末を混ぜて作られている混合香辛料なので、カレー粉にも似ているけど、もっと複雑な、エキゾチックな味と香りがします。
付け合せに、葉酸や、鉄分、カルシウムが豊富で妊婦にも嬉しい小松菜のおひたしを。
小松菜は茹でてぎゅっと絞って、軽く醤油麹を混ぜて。
そして、この五香粉焼きを乗せているいびつなお皿は、陶芸が趣味の母作。
まだまだ修行途中らしく、たしかに重い……のですが、和食の煮物だけでなく餃子を乗せたり、意外と重宝しています。
欠点は、ほかに同じ形の皿がないので、重ねての収納に困る……(笑)。
それでも、自然の風合いというか。
完全に丸いお皿やオーバルもいいけど、こういう不完全な形やアンバランスさが、味のある不揃い野菜みたいで、何とな〜く気に入っております。