夏も終わりがけですが、まだまだ暑い日が続きますね。
朝型人間なので、私はここの文章を朝に書くことが多いのですが、今日は久しぶりに夜に書いています。
夜になって多少涼しくなったかな？と思い、部屋の空調を切って少し窓を開けてみると虫の声が聞こえてきて、秋が近づいてきているなあと思っている今です。
そして、この週末3日間は苗場で2年ぶりにフジロックが開催されていますね。
Youtubeでライブ配信もされていて、元バンド少女で育児中の身にとってこれほどまでに嬉しいことはない……！
2日目ヘッドライナーのKing Gnuに後ろ髪をひかれつつ、17年ぶり再結成したNUMBER GIRLのライブを家族でかじりついて見ていたらものすごく良くって……興奮冷めやらぬまま眠れなくなって日付が変わってしまいました。
コロナ禍で賛否両論ありつつ開催されたフジロックだけど、なんだかいろいろ記しておきたいなあと思う言葉がいくつか浮かんで、パソコンの前に座っています。
先ほどのNUMBER GIRLでは唯一の女性ギタリストの田渕ひさ子さんがもうかっこよ過ぎてシビれる……バンド仲間だった夫ともひさ子トーク全開で見ていました。
（これは別のライブ映像だけど）
この風貌で、涼やかな顔して、こんな音出しちゃうのって……こんなおかんになりたいわ。
全バンド少女が憧れる女性ギタリストではないでしょうか。
こんな映像がリアルタイムで（しかも無料で）見られるなんてすごい時代ですね。
夏休みもひたすらステイホームな日々でしたが、そんな日常に配信という形だけども私たちを異世界に誘ってくれ心揺さぶられる瞬間をもらい、「あーこれこれ」って、それはライブにたくさん足を運んでいた頃の久しぶりの感覚でした。
いろんなアーティストが様々な思いを口にしながら、あるいは胸に抱きながらこのステージに立ったんだと思います。
でもたったひとつ揺るがない事実は、音楽には人を救う力、支える力があるということ。
「音楽は人生の潤滑油」
大学では広告論やブランディングのゼミを専攻してたんですが、その授業の最初の自己紹介だかなんだかで自分にとって大切なものを紹介するタイミングがあって。そのときこんな言葉を記していたのを覚えています。
私にとって音楽は、料理や器と同じように心に栄養を運んできてくれるもの。
悲しいときには気持ちを代弁したり癒しを与えてくれ、
物理的に何かを施すものではないけれど私自身もこれまで音楽の力にたくさん救われ、支えられてきました。
何よりも、純粋に「音楽が好き」って気持ちで突き動かされている人たちだから、見ててエネルギーをもらえる。ある意味スポーツと同じような感覚で見ています。
だから、いつかまた大自然と、音楽と、
先週から体力的にもタフでハードな現場仕事の日々だったけど、音楽のおかげで心も体も満たされ生き返った。
明日からも頑張ろう。
そして身の回りの人の安全と幸せを祈って、健やかに生きよう。
（かじり見のも含め）tricot、envy、King Nu、NUMBER GIRL、ROVO and more…
心を満たしてくれる素晴らしいアクトをありがとうございました。
そしてこの開催に関わる多くの関係者、医療従事者の皆さまに最大限の感謝を。