この前の週末は千葉・市川で行われていた「工房からの風」に行ってきました!
「工房からの風」とは
素材の恵みと、それを生かす人の技術と美の感覚によって形づくられたもの。
現代の暮らしに響く工芸・手仕事・クラフトを柱として企画しています。
「craft in action」と名付けたのは、作家自身が作品を展示して販売する
ということを通じて、素材のこと、技術のこと、表現のこと、使い方のこと・・・
といった売買だけではない、作り手と使い手と伝え手の交流を願ってのことです。
という趣旨で、主に個人で作家活動をされている方の工藝・手仕事の展示会です。
昨年は、通常開催が中止となり、今年はコロナ禍なこともあり例年よりだいぶ規模を縮小されているようですが……。それでも見応えたっぷりでした!
撮影させていただいた作品たちをちょっとだけご紹介。
木工の菅原博之さんの作品。漆塗り仕上げの各皿も汁椀も、その凛とした佇まいが素敵でした。
ガラスの小牧広平さんの作品。クリア以外は毎年テーマカラーを変えていて、2022年はすみれ色。このイベントに合わせ、ちょっと早めに仕上げたのだそう。
再生紙の造形作家 森 友見子さんのモービル。再生紙は絶妙なニュアンスの質感で、これからのホリデーシーズンに活躍してくれそうだなと思いました。
私自身もこういうリアルイベントに久しぶりに参加しました。
オンラインで見る展示も便利だけど、やはり現場でないと感じ取りきれない空気感、作品の手触り、作家さんと直接やりとりできる対面のよさなんかを再認識したのでした。
行楽の秋ということもあって10〜11月はクラフト市や陶器市が各地で開催予定ですね。
まだまだコロナ禍なことは変わらないけど、少しずつ日常が戻ってきているのかな。
今回のイベントでは予約制や時間差で入場など、感染防止対策も徹底されていて、安心して楽しむことができました。
関係者のみなさま、ありがとうございました!