春ですね。
……と言いつつ、私の住む関東では、ここ2日ほど冷たい雨。まだまだ三寒四温な日々は続きそうです。
衣替えしちゃったよ〜!という声が聞こえてきそうですが、何を隠そう、私もその一人。
子どもたちの衣類があっという間のサイズアウトを繰り返し!増えてきたので、まだきれいなものは少し年下の子を持つ友人にあげたり、冬服を整理したところでした……。今日は渋々、厚手の長袖を引っ張り出しました。
ところで、皆さん、旅してますか?
じつは先日、いすみ鉄道というローカル線を乗りに、親子旅へ行ってきました。
いすみ鉄道は房総半島の南部を走るローカル鉄道で、千葉県いすみ市〜大多喜町を走っているワンマン電車です。
千葉に住んで20年以上経ちますが、いすみ鉄道に乗ったのはこれが初めて。
前々から計画していたわけではなく、当日朝になって「そういえば、今日、行けるのでは?」と思いついて、駆け足で準備したのでした。
車で向かうこと2時間(!)。
同じ県内なのに、最短ルートはなぜか千葉〜東京〜神奈川〜千葉と3県をまたぐ感じで。高速道路や主な幹線道路も通ってなく、いかに千葉県南部が未開の地であるか(アクセスしづらい)というのを再認識……。
それゆえ、今回乗ったいすみ鉄道や、小湊鉄道のようなローカル線が残っていたり、風光明媚な景色に出会えるわけなんだけども。
いすみ鉄道は、別名・菜の花列車といわれるように、線路の両わきにはどこまでも菜の花が植えられています。先日は、桜も終わりがけ、だけど少し残っているという状況で、桜のピンク色と菜の花の黄色が目にも鮮やかでした〜。
今回の子連れ旅では、いすみ鉄道のサイトで紹介されていた「いこーよとりっぷ」さんの記事をけっこう参考にさせてもらって、まわるルートやお店を決めました。
大多喜町に着いて早々向かった道の駅では、地元名産で旬のたけのこがたくさん並んでいて。言わずもがな、私も朝採りのたけのこを手に入れましたよ〜。後日、しっかりたけのこごはん&チンジャオロースにして味わいました!
そして、千葉とえば菜の花(実は県の花だったり)。
途中、牧場もあったので立ち寄ってみところ、そこには一面の菜の花畑が(冒頭の写真です)。
千葉で生まれ育った私にとって、菜の花の独特の香りは、とても懐かしい香り。菜の花のにおいがすると、実家の前のあぜ道の風景とともに、幼いころの記憶がよみがえります。
・・・・・・
と、ここまで読んでいただいた皆さんはお気づきでしょうか。
旅ブログなのに、写真が……ない!
一眼レフカメラを持って歩いていたにもかかわらず、です。
子連れ旅あるあるなのですが、道中は、子どもたちの手を引くことで精いっぱいなんですよね。。。
あわよくば、子どもたちの顔をおさめられたらいいほう。もしくは、子どもにシャッターを押され、記憶にない写真が保存されている(笑)。
そして、コロナ禍になってすっかりご無沙汰しておりましたが、旅のよさを再認識できたりもしました。
フリーランスって、休みも自由だし、収入だって自分次第。
頑張れば頑張るほど収入もスキルも手に入るけど、やっぱり仕事関係なく、こうやって何かを見たり聴いたり、インプットする時間は必要だよな〜と改めて感じたのでした。メリハリ大事。週1日はな〜んにもせず、家族でしっかり遊ぶ日を確保するようにしたいものです(スケジューリング……)。
道中も走れば走るほど山奥に入るし、まったく知らない土地で、無事にたどり着けるかワクワク、ドキドキ……。こういう気持ちも、日常ではなかなか感じることができないな、と。
子どもたちは「きいろいでんしゃ、またのりたい!」というので、楽しかったと感じていてくれたようで一安心。断片的にでも、幼いころに見たり触れたりしたものの記憶が残ってくれているといいな、と思います。
いすみ鉄道、のどかな場所が大好物のわたしにとってはまた行きたい!と思える、心やすらぐ場所でした〜。
次回は温泉と、養老の滝と、古民家イタリアンに行きたい!(備忘録)
これだけ住んでいても、まだまだ知らない地元の魅力ってあるんだな〜と、再発見。
木更津市にはクルックフィールズ、マクロビオティック料理家の第一人者である中島デコさんのいすみ市のブラウンズフィールドもありますしね。実は千葉の食×旅の領域って奥深い!?
また足を伸ばしてみようとおもいます。
それでは、また!