先日、ずっと気になってはいたけど足を踏み入れていなかったコーチングを受けさせてもらいました。

今回コーチングをしてもらったのは、コーチでありライター・編集者でもある中原絵里子さん。

 

「コーチングってそもそも何?」という人が多いなか、私もコーチングについての知識はほぼ皆無。

コーチングとカウンセリングの違いがすら分かってなくて、そんな疑問をぶつけるところからから私のコーチングはスタートしました。

 

えりこさん曰く、カウンセリングは気持ちがマイナスな状態からフラットな状態に戻すための対話

一方、コーチングはフラットな状態からスタートして、そこからさらに上昇していくためには、「こうありたい」を達成するためにはどうしたらいいか?というところを一緒に考えてくれるんだそう。

あと、コーチは答えを教えてくれるわけではないということも、今回セッションを受けてみてはっきり分かったこと。

国語や算数みたいに、目標に最短距離でいける方法や答えを提示してもらったら楽なんだけど……と、つい思ってしまうけれど、答えを導くのはあくまでも「自分」

 

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そんなことを教えてもらいながら、心に浮かんできたことを、ぽつりぽつりと言葉にしていきます。

頭で思っていたことを口に出すだけで、ふわっとしていた思いがはっきりと輪郭を帯びてくる感じ。

そして、自分が話しているときの温度感やテンションでも「ここは昔から自分の軸になってる考えだな」とか、「ここはまだ曖昧だから、もう少し深堀りしたほうがよさそうだな」ということにも気づくことができました。

 

私の「こうありたい」は「信念を持って、迷いなく進んでいること」。

ワタシ的には「まだまだ迷い惑ってます〜」と言っていたのですが、一通り話し終えると、えりこさんから「その、どこが迷ってるんですか?」という返しが。

あ、いつの間にか、自分の道はできてたんだ。こっちに進んでいて、いいんだ。

自分で自分の言葉を確認するかのような作業。

そして、ほんのささいな一言でとても勇気づけてもらったのでした。

 

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コーチングを受けて感じたのは「一緒に旅をしてもらってるみたい」だということ。

目的地まで当たり前のように1人で歩いていたんだけど、途中、道に迷ったり、つまずいたりすることがあって。

そんなとき、自分とは違った、ものの見方や考え方を知ることで、気づきがあったり、自分のことももっと深く知ることができる

コーチングがはじまったばかりの頃は「自分の話ばかりして(自分の旅なのに)、なんだか付き合わせちゃって悪いな」という気持ちが、ないわけではなかったんだけど。

コーチはこれが仕事だから(笑)、そして聞いてもらうことが許されている関係性って、安心して自己開示していけるんですね〜。

 

あと、私がほかのコーチではなく、えりこさんにお願いしたいと思ったきっかけは「働く女性」「母」の先輩としても、対話をしてみたかったこと。

仕事と子育ての間で、自分で自分が分からなくなったり、一人悶々と考える日々が続いて、にっちもさっちもいかないときもある。

そんなとき、安心して誰かに話せる場があって、解決に向けて一緒に歩んでくれる人がいてくれたら

 

スポーツ選手だけでなく、全人類、デフォルトでコーチをつけるシステムにしたらいいのに。そう思うくらいに、良質な体験をさせてもらいました。

 

人生はよく旅に例えられるけど。

一人旅も、それはそれで楽しいんだけど、誰かと行く旅はきっと、さらに楽しくなる

今回のセッションを通して、そんなふうに感じることができました。

 

えりこさん、ありがとうございました!

 

それではまた!