家族の体調不良からなんだか落ち着かない日々を過ごしていましたが、おやつの時間はほっと一息つける瞬間です。

先日、京都へ行ったとき、京都に住んでいる方からお土産でいただいた“カステーラ”。これが、もう、これまでのカステラ観が変わるほど(!)ほんとう〜においしかった。しっとりしていて大粒のザラメが敷かれていて。カステラといえば長崎と思っていたけど、自分の中の常識がひっくり返った。次、京都に行ったら絶対に買って帰るぞ、と心に誓ったのでした。

包みを見ると「京都・大極殿本舗」と書いてある。

大極殿と見て思い出したのが、大河ドラマ『光る君へ』。

大極殿は平安神宮にもある、朱塗りのメインの建物で、天皇が政治や儀式をおこなう場だったとか。ドラマの中でも大極殿がよく出てきます。

これまで大河ドラマは見たり見なかったりだったけど、時差はあれど1話から欠かさず見てる。龍馬伝以来(懐かしい)。

見はじめた理由は、日本最古の長編小説『源氏物語』を書いた作家・紫式部の文筆ライフに興味があったから。
それと、京都が舞台で(実際にはセットが多いのだと思うけど)京都の風景見たさに。本編と同じくらいエンディングの紀行も楽しみにしている。
平安時代・貴族の物語というだけあって十二単をはじめ衣装にも力が入っていて、かさねの色合わせ、シーンごとの色彩の合わせ方を見ているのも楽しい(着てる方は重そうだけど……)。娘も一緒に見ていて「おひなさまみたいだね〜」と話していました。ほんと、リアルおひなさまの時代ですね。

主演の吉高由里子さんは映画「蛇にピアス」を見てから好きな女優さんの一人で、同い年なこともあり、なんとなく親近感を覚えている(マー君、ハンカチ王子世代)。ほかにも柄本佑さん、黒木華さん、井浦新さん、吉田羊さんなどなど、好きな俳優陣ばかりで「これは見るっきゃない〜」という感じで、今期は楽しみにしています。