先日、久しぶりに渋谷ヒカリエにあるd47食堂&d47ミュージアムへ行ってきました。
『d design travel』の26冊目にあたる『香川号』が先日、発売ということで、食堂もミュージアムも香川一色でした。
お昼すぎについたので、まずは腹拵え。
ということで、ここはやはり「香川定食」をいただきました。
ぜ〜んぶ香川の郷土の味で、メニューは
・銀付きいりこだしの讃岐うどん
・酢味噌のおでん
・ひゃっかの雪花
・しょうゆ豆
・じゃがいも天とちくわ天
どれもしみじみ美味しい……。
なかでも、いりこだしの讃岐うどんと、じゃがいもに下味をつけてから揚げたじゃがいも天がほくほく甘くて。
あ〜幸せな食体験だった。
d47食堂ではほかにも気になる全国の定食がたくさん!
その土地の食材を使うだけでなく、その土地に住む人たちの息づかいまで伝わるような、本当にその地域に入り込んで取材したり、料理を作っているんだな、というのが分かるメニューの作り込み。
勉強になるなあ……。
その後はd47ミュージアム・KAGAWA EXHIBITIONへ。
そういえば、『d design travel』発行人であるナガオカケンメイさん著書『ナガオカケンメイの考え』の著書は新卒で社会人になったばかりの頃に買い、よく読んでたなあ。
そして、この編集の考え方が昔から大好きで、本当に素晴らしくて。
数年前、仕事でタウン情報誌の制作を担当したときには、公にはしていないけど、自分のなかで、なんとなくこの編集の考え方や取材先選定の考え方にできる限り近づけるように……と思いながら作っていました。
私は、まったく無縁だったある一つの町の情報誌をイチから情報を拾って作ったけど、この考え方を貫くのがいかに大変か、思い知らされました。本っっ当に、いろいろな障壁があって心身ともにすり減ったし……(苦笑)
だから都道府県単位となると想像を絶する。。。
でも、それだけの想いが詰まった本なのだと、誌面からも伝わるから『d design travel』は、1冊1冊、大切に手元においときたいものになるんだろうなあ。
そんなことを思い出していた時間でした。
香川の展示も、さすがうどん県、食の展示も多めで面白かったです。
お土産には、お決まりの発酵調味料を。
小豆島の醤油と、長野県の橘倉酒造さんの米麹と千曲川伏流水の井戸水だけで造った甘酒。
KAGAWA EXHIBITIONは12月まで開催中だそうなので、ぜひ現地まで〜。