母から二十日大根と間引き小かぶが届きました。

紅白2色展開が、何だか縁起いい。笑

さすが採れたて、葉もシャキ!ツヤッツヤ。
野菜に触れていると、色とかカタチとか、まったく同じものは2つとなくて、その不完全さ、自然界の生み出す造形美に感動します……。

 

今年、30年以上フルタイムで働いてきた母が、ようやく足を止める気になって(母曰く、仕事を辞めたら自分がボケるんじゃないかと心配しているらしい)家時間が少しだけ増えたので、家庭菜園を頑張っているようです。

これまで「枯らしちゃった!」とか、「鳥に食べられた!」とか、なかなかうまく育たなかったものも多いなか、今年はいつもよりもさもさ育っている。

 

そんな「働き者」の母。
その子である私。

「働き者」の称号を得られるほど私は上手に立ち回れている気は全然ないのだけど、「生涯きっと仕事をし続けるだろう」という意味でそのDNAは引き継いでいる気がしています。
そして家族のことを第一にしながらフルタイム勤務を続けてきた母の姿は、私の「働く」ということに大きな影響を及ぼしています。

 

先日はとある料理撮影に参加したのですが、本当〜に毎回新たな発見や学びがあって勉強になることばかりだし、何よりも好きな食、そして器の仕事に携わることができて一日があっという間だった。
人間の感受性(センサー)はよくできてて、楽しい時間は早く過ぎ去るように感じるし(実際、現場は忙しかったのもあるかもですが)そうじゃないときは比較的ゆっくり、かな。

フリーランスとして働きだしてから会社員時代に比べ、不規則だし「仕事時間」として稼働してる時間はトータルで見ると長くなったけど、嫌になるどころか毎日の仕事の予定が楽しみにすらなっています。

なんだろうな、自分の時間の使い方を全部自分の責任で選び取ってるからかなあ。

納得感のないことをしている時間は1秒たりともない感じがしています。

家事育児も仕事も、私にとって優劣なく同じくらい大切にしたいことなんだけど、このワークスタイルが(ワークライフバランスってやつ?)が性に合ってるような気がしてます。

あと、乳幼児2人いて頑張っててすごいねと言ってもらうことが多いのだけど、私からしたら専業主婦ママと正社員ママはめちゃくちゃすごい!

というのも、私はどちらもある程度経験して試行錯誤して足掻いてドロップアウトして(笑)、今のワークスタイルに落ち着いたから。

育休期間中に経験した専業主婦時代も、復職後にフルタイム復帰した正社員時代もどちらも経験して、その大変さや喜びも知って、私にとって最良のカタチはこれかなと思ったのです。それが結果、家族とっても最良の選択だった。

ワーキングマザーの生活なんてやってみて初めて分かることだらけで常に綱渡りだけど。笑
一人でできることなんてたかが知れてて周りの人にたーくさん助けてもらって今があると、子育て中は特に思います。

そんな感じで、今日も心地いい疲労感とともに眠りにつける幸せを噛み締めています。
そんな気持ちを書き残したくて。

それではまた。