この仕事をはじめたとき、よく迷っていたのは「ライターと編集者、どちらが向いてるんだろう?」ということ。
媒体によって守備範囲はさまざまだけど、肩書きに「編集ライター」と書く人もいるほど、ライターと編集者は同じ文章を軸にしたコンテンツを制作しているという意味で、似ている部分も多くある。
そこまで白黒はっきりさせずにいてもいいような気もするけれど、最近「編集者とは」ということをよく考えていたのでライターと編集者それぞれの特徴について書いてみる。
●編集者
- 会社員が多い
- 媒体と深く紐づいている
- 継続案件か長期プロジェクトが多い
- 企画を考えたり、何かやりたいことがある人
- 原稿の外を編集する人(人、もの、お金)
- マルチタスク
- 視野が広い
- ガシガシプロジェクトを前に進めていける人
- コミュニケーションお化け(な人が多い)
- 広く、浅く(深くも)人の役に立つ
●ライター
- フリーが多い
- 単発依頼が多い
- 手を動かして形にしていくのが好きな人
- 職人
- 原稿の中を編集する人
- (比較的)シンプルタスク
- じっくり考え抜く
- 成果物が分かりやすい
- 狭く深く、人の役に立つ
こんな感じかな?「編集者とライター、どっちが向いてるんだろう?」と迷ったときは上記のうち自分がどちらのタイプか、判断軸にしてみるといいかも。
でも、究極的には肩書きにこだわらず「何がしたいのか、何を実現したいのか」が大切なんだろうなぁ。
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