朝晩はすっかり涼しく、もうエアコンいらず、自然の風で過ごすことができてきましたね。
(先日は、最後の力を振り絞って鳴いていたセミが、ついにその生命を使い果たし、家の前で息も絶え絶えに……なっておりました)

夏の日本の食文化・かき氷も、その出番を終えようとしているかのように、どこか哀愁漂うような。

ということで、この夏は、ひたすらかき氷を食べていました。
休日は家族を巻き込んで……(笑)

きっかけは、初夏に行った日光で「四代目徳次郎」の天然水を使ったかき氷を口にしたこと。
そこから、もともと甘いもの(特に和スイーツ)好きなのと、たまたま、この夏のはじめに購入したかき氷の本に影響されてしまい、そこから、かき氷ライフがはじまり……。

気づけば、あの、赤い文字で「かき氷」と書かれた、青地ののぼりを見つけては、店内に吸い込まれてしまうように。。。

そして、夏の妊婦の、強い味方にも。

一口食べるごとに、口の中から一気に下がる体温(妊婦は平均が体温高いのです)。

かき氷を急いで食べると頭がキーンとなりかねないので、必然的に食べるペースはスローに。

次の予定へとはやる気持ちを抑え、その時間は、結果的に、ゆったり身体を休めることができたのでした。

それに、妊娠中は体重管理をしなければならないので、比較的ローカロリー(ものによるけど)なのも嬉しくて。
ほかの甘味に比べてなんとなく罪悪感が半減(でも、一応、食べるのは午前中か午後早めに設定)。

(安産祈願に行った水天宮近く、ほうじ茶が有名な「森乃園」のほうじ茶かき氷)

妊娠後期に入った今、膨らむ子宮に胃が押し上げられて、常にムカムカ……。
だから、食欲がないときも、少しでも水分とかフルーツとか摂取できるかき氷の存在はありがたかったなあ。

天然氷や生のフルーツを使用した自家製シロップなどバリエーションもあって、メニューを見ながら迷う迷う……。


(名古屋・覚王山にある鰻屋さん「四代目菊川」のしろくま)

この夏、アボカドのかき氷(!)を初体験。
未知の食べものも挑戦したくなるタチです。笑

(名古屋にある「CAFÉ SabuHiro」)

クリーミーでほんのり甘いシロップがかかった氷のなかから、出てくる出てくる、丸ごと1個分のアボカドの果肉。
はじめは衝撃だったけど……アボカド、意外と合う!

どれもこれもおいしくいただき、夏の風物詩、満喫しました。
(まだ日中や、短期的には暑くなったりするし、個人的にはもう少しかき氷にはお世話になりそうだけど……)

また来年〜。