夏の暑さがぶり返してきましたね〜秋の足音はどこへ……。
さて、今日は、念願の「おへそ的、買い物のすすめ展」と「おへそ塾」に参加してきた日のお話を。

おへそ的、買い物のすすめ展」は、先日、Vol.28が発売された雑誌『暮らしのおへそ』の掲載ブランドのリアルショップイベントです。

まず会場である日本橋三越に着いて最初に向かったのは、『暮らしのおへそ』編集ディレクターの一田憲子さんが主宰するワークショップ「おへそ塾」。
もともと一田さんのサイト『外の音、内の香』の一読者だったことをきっかけに、このおへそ塾に、いつか参加してみたいな〜と思っていました。

おへそとは、その人だけが持つ習慣のこと。
「おへそ塾」は少人数制のプチインタビュー体験のような感じで、一田さんから投げかけられる質問に答えながら、みんなで、自分のなかの無意識の「おへそ=習慣」を意識の上に引っ張り上げていきます。

私の参加した回は、年齢も職業もバラバラな、全員はじめましての8名。
でも、皆さん(私を含め)、今、転換期を迎えているという共通項が、なんとな〜くありました。

まずは自己紹介。
そして、最初の一田さんからの質問は「毎朝、起きて必ずする習慣は?」。
ぐるっと一周、一人づつ答えていきます。

自分が話すだけでなく、ほかの参加者の皆さんのインタビューの様子もそばで聞けるので、当たり前だけど、自分とはまったく違う環境や思考の皆さんのお話を聞いているだけで、とても刺激を受けます。

そして、自分自身は、思考を整理しながら一言、二言と言葉にすることで、ふわふわモヤモヤしていた感情が浄化されるような感覚と、自分では思ってもみなかった無意識のおへそ(=習慣)が意識にの上に引っ張り上げられてきて……
ぶわ〜っと溢れてくる気づきや発見に、もうメモが間に合わない、間に合わない(笑)

何よりも話すってスッキリ〜(女性はやっぱり話好きですよね)。
楽しかったです!

今回、おへそ塾に参加して、インタビューされる(しかもインタビュアーは一田さん。贅沢だ……!)側になって思ったのが、言語化することの大切さ。
途中、一田さんもおっしゃっていたけど、言葉にすることで、ぼんやりフワフワしていたものが輪郭を持ってくる。

なかでも個人的に特に印象的だったのが
「何かを変えたいと思ったとき、一つの習慣(おへそ)を変えると、自然と芋づる式にさまざまな習慣が変わってくる」という言葉と
「今の私にしか書けないことがある」という言葉。
有名人だろうと、OLだろうと、主婦だろうと、人それぞれ必ず暮らしのおへそ(=習慣)があって、同じように、その人にしか語れないストーリーがあるという話。

実は、私、書くことに枯渇して作ったこの場所だったりします。

しかし、いざ、筆をとると「何を書いていこう?」と尻込みしてしまいそうに。

それでも、この場所で真摯に誠実に、日々、言葉を綴っていければいいなと決意を新たにしました。
継続は力なり。

はやく、本当の私のおへそになるよう頑張ろう〜。

今後の私にとっても大切な気づきが生まれたこと、大きな収穫でした。

その後、いよいよ本題(?)の「おへそ的、買い物のすすめ展」、出展店舗めぐりへ。

雑誌『暮らしのおへそ』で拝見していたこのお店も、あのお店も……
という感じで、いくら時間があっても足りないくらい。
(どれも素敵なお店、商品ばかりで、気づくとお財布の紐がゆるみっぱなしに……)

そんななかでも、厳選し、無事に自宅へ連れて帰ってきたものたちがこちら。

まずはじめに、doinelの小物トレイ。
アクセサリーや玄関まわりのな小物をまとめたいなと思い購入。
柄も数種類ありどれも捨てがたかったけど、このボタニカル柄に。

次に、foodmoodのクッキー。
今度、参加する食のイベントの差し入れ用に。近いうちに国立のお店にも伺いたい……!

なかに入っていたリーフレットもかわいい。

料理家・たくまたまえさんのサワーシロップ。
プラムやカシス、ブルーベリーなど数種類のベリーが入っていて炭酸割りにするのが楽しみ〜

家族へのお土産にカオリーヌ菓子店のバスクのチーズケーキ。
(あれ、食べものだらけだな……汗)

〈Roundabout & OUTBOUND〉のポット。
お店では木のサーバーがディスプレイされていたのですが、自宅のキッチンツールスタンドを探してた私は一目見て「これだ!」と即決。
店主の小林さんにお伺いするとスペインのものだそう。

最後は、ジュエリーデザイナーの星 芽生さん・ライターの吉田 直子さんがふたりで立ち上げた「shuo’(シュオ)」の袱紗。
shuo’は冠婚葬祭で使う小物のブランドで、結婚式やパーティで身につけるアクセサリーとともに、数珠や数珠袋、袱紗、礼服など、お葬式や仏事のための小物も作っています。
吉田さんのお名前は雑誌『&Premium』の誌面などで存じ上げていたのですが、当日、店頭に立つ吉田さんにお会いすることができ、できたばかりという礼服のリーフレットもいただきました(これまた素敵なんだ……)。

これは慶弔両用のものですが、ほかの袱紗も色合いが絶妙でとても迷いました。
試着させていただいたマットなシルバーバングルや、落ち着いたカラーの数珠も素敵だったなあ。

私も30代に入り、慶弔事には長く使えるきちんとしたものをほしいと思っていて、今回、店頭で実物を見ることができてうれしかったです。

という感じで、1点1点、作り手や店主の方の思いの込もったものにたくさん触れられ、心地よい疲労感と多幸感のなか、帰路につきました。

買い物のすすめ展は9月2日(月)までなので、あと2日!

おすすめですよ〜◎