本日も義理実家の祖母の野菜シリーズ(笑)。

義理実家の祖母から黒皮かぼちゃとかぼちゃをバターナッツカボチャを合わせて3玉(!)もらい、煮物にしようかとも考えていたのですが、結局、かぼちゃスープを毎日のようにこしらえています。

というのも、絶賛イヤイヤ期継続中の2歳児がいる我が家は、子どもの野菜の食べムラ&それに伴う便秘が深刻で。

そんななかでも「かぼちゃしゅーぷ飲みたい!」というので、毎回、中くらいの鍋にいっぱい作るのですが1日半〜2日で完売。
(今日のお昼は3杯も飲んでました……!)

スープにすれば、野菜の栄養分が溶け出し余すところなく摂れるし、子どもの水分不足も補える。

我が家のかぼちゃスープは、バターで玉ねぎを炒めたら、かぼちゃを投入し、ブイヨンなどは使わず、自家製発酵調味料の塩麹のみで味付けしています。
最後に牛乳でちょうどいい具合にのばしたら完成。牛乳の代わりに豆乳でも◎
器に盛り付けたら、大人はこしょうをひとふり。
特にバターナッツで作ったスープは滑らかでおいしかった〜。

平松洋子さんや高山なおみさんのフードエッセイが好きでよく読むのですが、何気ない素朴な家庭料理やそのレシピには人それぞれ、さまざまなストーリーがあって……。

そう意味で、私にとってかぼちゃスープは個人的にけっこう思い出深い食べ物です。

夫と結婚する前の学生時代のこと。
当時、夫の実家に初めて遊びに行った際に夫の母が作ってくれたかぼちゃスープのおいしさに感動して。

その後、しばらくしてその話を夫にしたところ、母がポストカードに手書きでレシピを書いてくれて。
基本の、王道のレシピ。
当時、夫は下宿して実家から離れたところに住んでいたのですが、わざわざ送ってくれたのかな〜と思いながら、料理を通して少しだけ距離が近づいた気がして(初めて実家に行ったときはそりゃあもう緊張していたので)、嬉しかったのを覚えています。

それ以降、十数年、そのレシピ入りポストカードは冷蔵庫にマグネットで貼り付けて、何回も何回も繰り返し作ったっけ。

だから、かぼちゃスープは我が家の定番料理。