連休後半は実家に帰省していたため、実家付近で田植えが終わった田んぼを眺めながらランニング。

ランニングをはじめてから旅先で走ることが好きになった。

雨の日や風の強い日は走れなかったり、日焼けのリスクもありつつ、ジムに通うのではなく屋外を走るのは、走りながら外の景色を眺めるのが好きだから。季節が移ろう様子を肌で感じながら、じんわりとかく汗はとても心地がよい。

小学校まで毎日40分かけて歩いた道が、今回のランニングコースだ。小学生のときの通学路には家を出てすぐ、ながーい田んぼの中の1本道がある。電信柱の数を「あと何本」と数えながら自分自身を励まし、歩いていた。

果てしなく続いているなと感じていた田んぼの中の一本道。走っているから、というだけでなく、自分が大人になって身体も大きくなって、小学生だった自分には信じられないくらいあっという間に走り抜けられて「あれ?こんなに短かったかな?」と少し驚く。

この帰省中、ランニングパンツを持って帰るのを忘れたので、祖母の遺した真新しいもんぺを履いて走った。

白いTシャツに黒いロンTを重ねて、下はモンペにランニングシューズ、それにランニングポシェットという出立ち。あれ、意外と悪くない。そしてさっそく道路に出て走ってみたのだけど、もんぺは涼しいしラクだしで、とっても走りやすかった……!意外な発見があった。