東京で社会人をスタートさせた10年ほど前は「暮らしが好き」だなんて言えなかった。
暮らしなんて興味ありません。仕事一辺倒ですってフリをしていた。
そのほうが「デキる」社会人っぽくないですか?
「寝食忘れて仕事してる、食べなくても平気」っていう人。憧れる〜。わたしは、食べなきゃ寝なきゃダメだ。それはそれはもう平凡な人間すぎて、ときどき、落ち込む。
“ワークライフバランス”って言葉があるように、仕事と生活は両極端なものとされてきた。
でもどうしてもそこにずっと違和感があって、仕事も暮らしも近づける作業をしてきたのがフリーランスになって以降、ここ数年だったのだと思う。
たとえば昨日書いた「和食展」も、プライベートで行ったけれど、料理の仕事に関わっている以上、仕事とまったく無関係なものとはいえない。まわり回って、見て感じたことがいつかふとしたタイミングで何かと結びつく、なんて可能性もゼロではない。
だから、このブログも「暮らしも仕事も楽しみたい」と思う、わたしと似たような気持ちの人に向けて発信していきたいなと思っている。
「#27 ワークとライフは両極端なのか」へのコメント
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